弥富市周辺で注文住宅を建てたい方へ「誰に頼む?」見積編Ⅳ「予算オーバー!」
2023/07/11
「家を建てる時、誰に頼む?」
お願いして良い業者さん・悪い業者さん「見積編4」
「予算オーバー!どう解決するの?2」「正しく解決しよう」第9回目
前回までのお話で「怖くなって来た!怖いよー」という方、お見えになりますか?
いますよね。
しかし「家づくりで失敗しない為の業者さんの選び方」
をご理解いただけたのであれば怖くは有りませんよ。
何処のお宅もプラン図(概算プラン)からの「見積書」(概算見積)
は予算よりオーバーしているのが普通です。
最初から予算内?もし予算内で初回見積書が出てきたなら、
坪単価○○〇万円の住宅を建ててみえる会社さんではないでしょうか。
こんにちは!simple note弥富スタジオの金子です。
みな様の疑問や疑念にお答え出来ればと思います。
予算オーバー!正しく解決しよう
「予算オーバー!どう解決するの?」前回は予算オーバーしたから
と言って間違った手順を踏むと「失敗」しますよ、と言うお話。
お笑い芸人のセリフでは有りませんが「心配しないで下さい」。
初回見積はみなさんオーバーしています。
と言う事はオーバーした分だけ値引くことで、予算に合わせてくれるんですね!
「違います!」
違います!と言われても予算オーバー!
ここで、簡単に流れを見てみましょう(注文住宅のお話です)。
お客様が「信頼できる会社さんを選びました」⇒
「信頼できる会社さんにアポイントを取ります」⇒
「初回面談」「打合せ」⇒「プラン作成」「打合せ」⇒
「見積書作成」⇒合意が出来れば「契約」と言う運びになりますが、
会社さんに依って一部違う部分も有ります。
合意が出来れば「契約」ですがその前に「設計契約」を先に行う会社さんも有ります。
「設計契約」⇒「見積書作成」⇒合意⇒「工事請負契約」大まかにこの様なながれです。
しかし、その間には「ローンの事前審査」や「ローンの本審査」も有ります、
「打合せ」にしても1回だけでは有りません、
「プラン図」も1回で決定する訳では有りません。
なので、プラン変更もあれば、再見積もり・再々見積だってあります。
と言う事で、予算オーバーですが初回見積は仮の仕様なのでお客様との
打合せで仕様を決めていきます、アップグレードになるヶ所も有れば
ダウングレードになるヶ所も有ります、不要なものは削除(取止め)します、
必要なもので有れば追加もあります。
この様にして予算を決めていくので予算以内に納まる場合もあれば予算を追加して
契約する場合も有ります。
予算とは、不要な項目を排除し必要な項目を残す、その結果が予算オーバーの場合
必要な項目を精査し予算に近づけていきます。
注文住宅なのですから仕様の変更等は自由に変えられます「心配しないで下さい」
注文住宅とは、簡単に説明すると「オーダーメイド」それが注文住宅です。
因みに、坪単価〇〇〇万円なのでお客様の予算にピッタリですね?こ
れは注文住宅では有りませんので気を付けてください。
注文住宅の予算の話です、間違えないでくださいね!
大きく分類すると、坪単価〇〇〇万円を謳っている会社さんの殆どが
ローコスト住宅を提供している会社さんではないでしょうか。
オーダーメイドの場合ローコストでは出来ないと言うことですね。
少し説明します。
ここではユニットバスを例にして見てみましょう、「40坪の家」を仮定します。
ローコストメーカー見積価格で40万円のユニットバスとしましょう、
注文住宅会社見積価格で80万円のユニットバスとします。
ローコストメーカーさんのユニットバスを坪単価に換算すると
40万円÷40坪=1万円/坪になります。
注文住宅会社さんのユニットバスを坪単価に換算すると8
0万円÷40坪=2万円/坪になります。
単純に坪単価は2倍になりました、お解かりですよね!
注文住宅の場合、同じ間取りの家であっても何処に・何にどれだけのグレードの
物を使うのかで金額は大きく変わってしまいます。
注文住宅の場合予算オーバーが問題ではなく、
予算に合った最良のものを見つけていくものです。
だから「予算オーバー」と言っても怖がる必要は有りません。
「見積書」の中身を正しく理解すれば「予算オーバー」でもどうすれば良いのか、
正しく解決出来ます。
とは言え、どの様な金額にでも合わせられるとは限りません。
注文住宅とはオーダーメイドで建てるという事です。
坪単価○○〇万円は全く意味が有りません、ローコスト住宅の購入
ローコスト住宅を建てたい方には良いかも知れませんが、
注文住宅を建てたい方には 坪単価○○〇万円は全く意味が無いことなので惑わされたり、
引っ掛かったりしない様注意しましょう。
この続きは、次回。
それでは、また。
次回、「そもそも、坪単価って何?」のお話しをしたいと思います。