弥富市周辺で注文住宅を建てたい方へ「誰に頼む?」見積編Ⅶ「他にも有るぞ!坪単価のロジック?2」
2023/07/26
「家を建てる時、誰に頼む?」
お願いして良い業者さん・悪い業者さん「見積編7」
「他にも有るぞ!坪単価のロジック?2」第12回目
「坪単価」「見積書」のロジックで何が変わる?のお話しをしたいと思います。
前回のお話で「坪単価のロジックにごまかされるな!」と言う事でしたが、
何がごまかされるのでしょうか?
皆さんごまかされたくないですよね。
そうなんです!「坪単価」「見積書」のロジックで何が変わるの?
のお話しをしたいと思います。
こんにちは!simple note弥富スタジオの金子です。
みな様の疑問や疑念にお答え出来ればと思います。
「坪単価」「見積書」のロジックで何が変わる?
「床面積」「施工面積」が有る、前回のお話に有りましたね
「施工面積」とは、床面積に参入されていないが実際には「施工している面積」
を施工面積といいます。
そうなんです、「施工面積」は「床面積」より大きくなります。
皆さんお解りですね、「坪単価」の「坪」とはどの部分の面積を差して
いるのかです、仮に床面積が30坪とします、
「施工面積」はそれより大きくなるので33坪としましょう、
既に3坪前後は大きさが違います。
「坪単価」が70万円とした場合3坪×70万円=210万円違う事になります、
ここでの施工面積との差を3坪としましたが、他に中庭が有ったり吹抜けが
有ったりした場合5坪や6坪は増えてしまいます。
おまけにロフトが有ったら、ここでも3坪程増えてしまいます、
合計すると10坪以上かそれ前後は面積が増えてしまいます。
単純計算ですが、10坪×70万円=700万円違ってしまいます。
「坪単価」見積書の書き方で見え方が変わる
どういう事でしょうか?
仮に「床面積」30坪の住宅、上記で述べた様に「施工面積」40坪とします、
30坪×70万=2,100万円・40坪×70万円=2,800万円 700万円の差額が有ります。
40坪×70万円=2,800万円のお宅、見積の表示を「施工面積」から「床面積」
で表してみると2,800万円÷30坪=93万円以上になります。
実際工事金額が2,800万円のお宅の「坪単価」は表示の違いで70万円/坪
に見えたり93万円/坪に見えたりします。
70万円/坪から93万円/坪を見た場合30%以上の差が出ています。
これが「坪単価」のロジックです。
工事費が2,800万円はどうやっても変わりはしません、「坪単価」とは
工事に掛かる費用を家の大きさ(坪)で割ったものが最終的に「坪単価」
に換算してこれだけ掛かりましたと言うのが「坪単価」です、
他にも外構工事も有ればそれも含めて家の大きさ(坪)で割ったものが
「坪単価」で良いと思います。
「坪単価」は必要無かったんですね!
そうなんです、「坪単価」程いい加減な表示は有りません。
実際家を建てる時は「坪単価」いくらですか?ではなく、
この家の建築費用はいくらですか?と言うのが正しいお話の仕方ではないでしょうか。
既に家を建てられた方でしたら、当初建築会社さんとどの様なお話から
始まったのかを思い出して下さい。
弊社は「坪単価」○○万円から等と言われたことがあると思われる方、
確認済証を見て見るのも良いかも知れませんね、実際オプション工事と言われて
追加工事費を支払っている場合が殆どと思いますが、オプション工事費を差し
引いてから「床面積」(坪数)で割って見て下さい。
きっと「坪単価」○○万円と言われた金額より高額になっていると思いますよ。
将来リフォームやリノベーション、補修工事等を依頼する場合はどうしますか?
そうですよね、この会社には依頼しない方が良いと思いますね。
既に家えお建ててしまった方も、今からでも出来る事「将来のこと」
も踏まえて考えることはまだ出来ますよ。
この続きは、次回。
それでは、また。
次回、住まいは何が良い?のお話しをしたいと思います。