弥富市周辺で家を建てたい方へ「住まいは何が良い？」第3回

「住まいは何が良い？」第3回

住まいと言っても、持つなら「戸建て？マンション？」Ⅱ

 

前回は、自己所有の持ち家として戸建てとマンションでは色々な面で

自由度が違うというお話で終わりましたが、

皆様はこの違いをどの様に感じられますか。

 

こんにちは！simple note弥富スタジオの金子です。

みな様の疑問や疑念にお答え出来ればと思います。

 

持つなら「戸建て？マンション？」

 

前回では戸建てとマンションの違うところをお話しさせて頂きましたが、

今回は戸建てとマンションの将来的に見た場合の違いを考えてみたいと思います。

将来と抽象的な言い方ですが、大まかに考えてみましょう。

10年後・20年後・建替え時期、今後予想されている東南海地震、

まさかの事が起きないとは限りません。

戸建ての木造住宅・鉄筋コンクリート造マンション10年後・20年後何も問題

はないのではないでしょうか、しかし建替えの時はやってきます。

 

いつかやって来る「建替えの時」

 

今回は建替えについて考えてみます。

戸建て住宅の場合、30年で建替えというお話も聞きますが、現在日本で新築

される住宅は性能が向上していますので30年程が寿命という事ではなくなっています。

一概には言えませんが、住宅も人間と同じで定期健診のようにメンテナンスがされて

いれば家の寿命も伸びてくると思います。

建替え時期は家主様の自由、住める間は住むでも良いのではないでしょうか。

「放置」状態のままになっている住宅が問題になっていますが、これを例えにする

のは如何なものかと思いますが、住人がいなくなって10年・20年数十年という物も

あるでしょう、「放置」されていつ倒壊するか心配でしょう、しかしニュース等で

見る限り倒壊しそうでなかなか倒壊していません。

人が住めるか否かは別として、住宅ってなかなか倒壊には至らないですね。

マンション等鉄筋コンクリート造はどうなんでしょう、コンクリートは50年硬化

し続けるというお話を聞いたことが有ると思いますが、硬化し続けた後は崩壊？

簡単に崩壊はしないとは思いますがマンションの場合、共同住宅という事になります

ので建て替えを希望する方もいれば希望しない方も見えるでしょう、

自己理由で建て替えは出来ません。

 

それでも、建て替えを強いられることが有るかも知れません、災害時です。

もし災害が発生して住むことが出来なくなった場合、建て替えが必要になりますが

戸建てとマンションでは事情が違ってきます。

 

＜戸建て住宅の場合＞

 

戸建て住宅の場合、火災保険・地震保険等の加入により全額とはならなくても

保険金が入ります。

半壊・全壊いずれの場合でも建て替える事も選択できるが、売却を選択することも

出来ます、半壊の場合は修理をして住める状態にする選択も出来ます。

但し、いずれの場合であっても保険金で全てを賄うことは出来ないと思います、

不足分は自己資金で足りるのか、銀行等金融機関から借りる必要があるのか。

その場合、借りられるか借りられないかはこの場では分かりませんが、

何れの場合も自信で決めることが出来ます。

 

＜マンションの場合＞

 

マンションであっても、火災保険・地震保険等の加入により全額とはならなくても

保険金が入ります。

マンションの場合管理組合が加入している保険と自己で加入する保険となります。

半壊・全壊いずれの場合でも建て替える・売却する等の選択肢が有ると思いますが

個人が決めることは出来ません、マンションの組合員（入居者）4／5の賛成が必要

となりますのでどの様な結果になるかは別として、

決定までにも時間がかかってしまいます。

仮に建て替えのプランになったとしても現実に建て替えが出来るか否かは

別問題となります。

どの様な判断になっても実現には時間がかかると思います。

 

如何でしたでしょうか、同じ自己所有の家であっても戸建てとマンションでは

違いがあります、この違いが問題でなければ戸建てでもマンションでも良いと思いますが、

問題ありと思われる方は戸建てを所有される方が良いと思います。

 

この続きは、次回。

 

それでは、また。

 

次回、住まいは何が良い？4回目のお話しをしたいと思います。